【 梓 】 「……ぐぼっ、ぶっ、じゅぶっ、ぶぷっ、おぶっ……ぶふっ、ぶぷっ、じゅぶっ」
 

 薄暗い室内に女のくぐもった声と肉同士がぶつかるパンパンという音が響いている。

【 オーク 】 「ブヒヒッ」
 

 部屋の中には10体ほどのオーク達が集まり、そそり立ったペニスの先端から汚汁を漏らしている。
 その視線の先には奇妙なモノ……壁から突き出した女の尻があった。

【 オーク 】 「ブヒィッ!」
 

 弾力のある尻肉を巨大な手できつく握り締めたオークが乱暴に腰を振ってペニスの出し入れを行う。

【 梓 】 【 梓 】「ぶっ、じゅぶぼ、ぶぼっ、ぶぐっ、ぶっ、ふぅ、ぶぷっ……ぶっ、ぶぼっ、じゅぶっ、おぶっ」
 

 抽迭に合わせて壁の向こうから女の声が響き、性器同士の結合部からジュボジュボという音とともに大量の精液が漏れる。
 すでに2日以上もオーク達に犯され続けているこの尻の持ち主は、他ならぬ梓だった。

【 梓 】 「じゅぶっ、ぶっ、おぶっ、ぶぷっ、ぶっ! ぐぼっ、ぶっ、じゅぶっ……ぶぼっ、ぶふっ、んぶぉ、ぶっ、ぶふっ」
 

 隣室では、上半身のみを壁から突き出している梓の口へとオークがペニスを突き入れてイラマチオを行っている。

【 オーク 】 「ブフッ、ブフッ!」
【 梓 】 「ごぶっ!? ごっ、おごっ、ぶっ、ぶぼっ、おぶっ!」
 

 顎が外れそうなほど巨大な男性器を強引に喉奥まで突き入れられた梓が、苦悶の声とともに大量の粘液を口から漏らす。
 オークはその状態のまま腰を振り、喉の粘膜を使ってペニスを扱いていく。

【 梓 】 「ごぶっ、じゅぶぼっ、ごっ、おぐっ、ぶぼっ、ごぼっ、ぶっ、おぶっ、ぶぼっ!」
 

 昼夜を問わず犯され続けた梓の意識はすでに朦朧としている。
 それでも肉体から伝わってくる苦痛と快感、そして朧の忍者としての使命感がかろうじて彼女の意識を繋ぎ止めていた。

【 阿久津 】 「……やれやれ。相変わらず酷い匂いですね」
 

 梓が監禁されている部屋をまる1日ぶりに訪れた阿久津が、室内に立ち込めた濃密な獣臭に顔をしかめる。
 阿久津が右手を軽く振ると、梓の口にペニスを突き入れていたオークが渋々といった様子で腰を退いた。

【 梓 】 「じゅぶぁ、ぶはっ、ハッ! はーっ、はーっ……っ……はぁぁぁっ……」
 

 ジュボッ、と音をたてながらペニスが引き抜かれると、ようやく苦痛から解放された梓が大きく息をつく。
 唇と亀頭の間に粘液が糸を引き、口元から垂れ落ちた唾液と精液の混合汁が剥き出しの乳房を濡らした。

【 阿久津 】 「オーク達の排泄用便器になった気分はいかがですか、梓さん」
【 梓 】 「っ……最悪の気分に決まっているわ」
【 梓 】 「でも、こんな事で私の心を折ることが出来ると思ったら大間違いよ」
【 阿久津 】 「クク、貴女ならそう言うと思いましたよ」
【 阿久津 】 「ですが、これを見た後でも同じ事が言えますかね」
【 梓 】 「な……なに?」
 

 いぶかしげな表情を浮かべた梓の前で床の一部がせり上がり、医療用のモニタリング機器のようなものが現れる。
 機器に設置されているモニターには奇妙な映像が映し出されていた。

【 梓 】 「これは……」
【 阿久津 】 「モニターに映っているものが何か、おわかりになりますか?」
【 梓 】 「生物……というより臓器の一部のようね。これがどうしたというの?」
【 阿久津 】 「これは梓さんの卵巣のイメージ映像ですよ」
【 梓 】 「な――!?」
 

 阿久津の言葉に梓の表情が凍り付く。

【 阿久津 】 「その壁には梓さんの腹部を取り囲む形で観測用のセンサーが無数に埋め込まれています」
【 阿久津 】 「無論、実物そのままというわけにはいきませんが、その映像は梓さんの胎内の様子を極めて正確に再現したものです」
 

 阿久津は自慢げにそう語ると、モニターを梓の前に近づけた。

【 阿久津 】 「梓さんがオークの子供を孕むその瞬間を、貴女自身の目でじっくりご覧になってください」
【 梓 】 「ば、馬鹿なことを言わないで。二度とオークの子供なんて産むものですか」
 

 梓は身をよじって壁から抜け出そうとするものの、体は完全に固定されており逃げる事は叶わない。
 そうこうしている間に、壁の向こうで動きを止めていたオークが再び腰を振り始めた。